肋間神経痛(胸の痛み)について

胸の痛み辛くないですか?

  • 背中から胸にかけて体の周囲を回るように鋭い痛みが走る
  • 電気が走るような痛みがある
  • 痛みの範囲が狭く、数秒から数十秒程度で治まる
  • 突然激しい痛みが起こり、深呼吸や咳などによってひどくなる
  • しゃべったり、ひねったりすると痛い
  • 右側か左側か片側の肋骨に沿って痛みが起こる

 

肋間神経痛って?

あばら骨の間を通っている神経を肋間神経と呼び、この肋間神経が痛む症状を肋間神経痛といいます。肋間神経が圧迫、刺激されて起こるとされています。肋間神経痛はその他の神経痛と同じで病名ではなく症状をいいます。肋骨に沿って痛みが走りますが、左右どちらの側にしか起こらないという特徴があります。胸が痛むため、狭心症や心筋梗塞などの心臓病を疑う場合もありますが、体をひねったり伸ばしたりすると痛む場合は肋間神経痛と考えられます。肋間神経痛に限らず、神経痛は慢性化しやすい傾向があるため、早めの対処や予防が大切になります。
 

痛い原因について考えてみる

肋間神経痛の主な原因は、病気や外傷によるものと病気や外傷によらないものがあります。原因を特定できないことも多いとされています。特に高齢者の場合は、悪性疾患の可能性も考慮する必要があります。
 

原因①「病気や外傷によらないもの(原発性)」

病気や外傷によるものではなく、長時間の不自然な姿勢やストレス、筋肉のコリ、運動不足、疲労蓄積などによって肋間神経が骨や筋肉にはさまれて突然発症します。ストレスや疲れをためやすい人は肋間神経痛になりやすいといえます。

原因②「病気や外傷によるもの(続発性)」

何らかの病気や外傷によって発症します。肋骨骨折やその後遺症、胸部の打撲などの外傷が原因となる場合、骨粗しょう症や帯状疱疹などの病気が原因となる場合、変形性脊椎症や胸椎椎間板ヘルニアなど脊椎に原因がある場合があります。
更年期にはホルモンバランスが変化し、骨密度を維持する働きがある女性ホルモンのエストロゲンが低下してしまうため、骨粗しょう症になりやすく、肋間神経痛になりやすいといえます。
 

肋間神経痛の対処法

対策① 外傷や病気の治療

外傷や病気による肋間神経痛は、原因に応じて内服薬や運動療法により治療を行う必要があります。受診して医師の指導を受けるようにしましょう。

対策②「ゆがみの矯正」

一般的には電気治療や塗り薬、湿布などで対処しますが、肋間神経痛は、肋骨と胸骨、または胸椎の歪みにより生じています。整骨院でこのゆがみを正すことが大切です。

対策③「免疫力を高める」

免疫力の低下は、帯状疱疹のウィルスに感染するリスクが高まります。バランスの良い食事や十分な睡眠、規則正しい生活などにより免疫力を高めましょう。

対策④「身体を温める」

身体を温めることにより、血流が良くなり、体温も上がるため、神経の回復に効果的です。安定期に入った症状や、後遺症や寒冷による肋間神経痛は、入浴などで温めると緩和できることがあります。
 

肋間神経痛は、様々な原因があり、その原因によって対処法は異なります。悪性疾患の可能性も考慮する必要があります。痛みが激しく、持続する場合や繰り返し起こり、悪化する場合などは、必ず受診して医師の指導を受けるようにしましょう。

肋間神経痛は、筋肉のコリや疲労により生じていることもあるため、整骨院に行ってみるのもよいでしょう。整骨院では手技療法によって、筋肉を緩めたり、可動域を広めたりすることで本来の筋肉の働きや体の動きができるように促していき、痛みの緩和および治癒を促進します。

痛みは身体からのサイン

身体を動かした時に今までになかった胸の痛みを感じるとドキッとしますよね。動いても痛いし、じっとしていても痛い、背中まで痛いとなると辛いですね。まずは、その胸の痛みの原因を見つけることが大切です。帯状疱疹による肋間神経痛も多いようですが、ストレスが原因の肋間神経痛も多いようです。神経痛は慢性化しやすいため、早めの対処や予防が大切ですね。